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オイルショック再来

ホルムズ海峡の封鎖をすることによって、イランは経済制裁の強化をアメリカやヨーロッパが行うことを阻止しようとしています。

その結果、ガソリンなどの価格が高くなり私たち自動車ユーザーは、常に不安定な海上原油輸送問題に気をもまなければなりません。

しかしこのような社会情勢は今までに何度も起こったわけで、これまでも遠出を控えるなど対応してきました。

たとえば米国の支援を受けるイスラエルと、ソ連の支援を受けるエジプト・シリア連合軍との戦争がシナイ半島やゴラン高原を舞台に勃発しました。
 

その後戦線は拡大しイスラエル対アラブ諸国の全面戦争となりました。

このゴタゴタでペルシャ湾岸産油6カ国は原油公示価格の引き上げし、さらにシナイ半島からイスラエルが撤退しない限り毎月原油生産を5%ずつ削減すると発表します。

日本ではこの影響でガソリンやトイレットペーパーまで不足するというオイルショックが発生します。

日本の石油会社や商社が原油を買いあさったため、原油価格はわずか1年足らずの間に約4倍に跳ね上がりました。

パニックに陥った消費者が、とりあえずなんでもいいから確保しなくてはという心理から強烈な需要が発生したのです。

しかし事実としては、この間の日本の原油輸入量は前年を上回っていたのです。

つまり日本向けの原油が本質的に不足していたわけではなく、心理的要因でガソリン価格は高くなりました。

つまり私たち消費者が、価格のつり上げに加担していたのです。

その後も中東の情勢不安によって何度もガソリン高騰は起こります。

悲しい資源がない国の宿命です。